【ServiceNowスクリプト事始め】クライアントサイドのスクリプト
最初に
ServiceNowではJavaScriptでスクリプト を書くことによってアプリケーションの機能を拡張することができます。
ServiceNowでは、ServiceNow APIのクラスとメソッドを提供することで例えば以下のようなことを実現することができます。
・データベーステーブルとの対話: クエリ、更新、作成、削除
・データの検証
・ログファイルへの書き込み
・アラート、確認、またはメッセージ等の表示
・ワークフロー、スケジュールジョブまたはイベントの起動
・サードパーティの Web サービスと対話
ServiceNowのスクリプトはそれが実行される場所により、大きく
・クライアントサイドのスクリプト
・サーバーサイドのスクリプト
に大別されます。
まず、クライアントサイドのスクリプトから見ていきましょう。
クライアントサイドのスクリプト
クライアントサイドのスクリプトはユーザーのブラウザ内で実行され、フォームとフォームフィールドの管理に使用されます。
クライアントサイドスクリプトで実行できることの例は次のとおりです。
・フォームロード時にフォームフィールドにカーソルを置く
・アラート、確認、メッセージを生成
・ 別のフィールドの値に応じてフォームフィールドにデータを入力
・フォームフィールドを強調表示
・フォームデータを検証
・選択リストのオプションを変更
・フィールドまたはセクションの非表示/表示
クライアントで動くスクリプトの主なものは
・クライアントスクリプト
・UIポシリー
の2つです。
次回はクライアントスクリプトから始めます。